氏名:阿部美幸
性別:女
出身:神奈川
職種:公務員
補聴器歴:1か月半
家族構成:夫、子供2人
休日の過ごし方:家族と外出
今月のお題は「聞こえない方が良かったこと。笑」です。補聴器を使うようになり、生活が快適になった面が多いので、正直あまり思いつきません。仕事で起きていたミスコミュニケーションが減り、適当に会話を合わせることや、聞こえているふりをしなくてよくなったことは、本当に補聴器に感謝しています。
が、あえて「聞こえない方がよかったこと」を考えるならば…、「鳥の鳴き声」でしょうか。「チュンチュン」や「カーカー」など、特に聞こえなくても生活に支障ないものだなと感じます。(聞こえないより、聞こえた方がいいのでしょうけど。)
それから、陰口みたいなものがそうでしょうか。上司の小言など、以前は「なんとなく怒っている」という雰囲気は分かっていて、細かい発言の内容は聞こえていなかったのですが、補聴器を付けることで、細かい内容まで聞き取れるようになります。こういったことは、雰囲気だけ分かっていればいいものなのかもしれませんね笑。
先月の調整で、補聴器のレベルを下げました。理由は、購入する補聴器を検討しており、レベルの低い補聴器であればその分安くなりますし、そのレベルで生活に支障がないかを試しておきたかったためです。
ちなみに両者の値段は目安は以下の通りです。
Primax5 両耳で約68万円
primax3 両耳で約50万円
調整したとき、担当のスタッフの方から受けた説明では、レベルを下げると指向性(補聴器が必要な音を集音する機能)が落ちるとのことでした。雑音の多い環境で、聞き取りたい相手の声を拾いにくくなるのは困るなと思うのですが、それがどの程度のものなのか半月ほど試した結果は…
Primax3でも生活に支障なさそうです。雑音のことも気になっていたのですが、それに関しては何が違うのか私にはまったく分かりませんでした。指向性に関しては、確かに落ちた気もするのですが、生活に支障があるレベルとは言いづらいです。
あくまで私の主観ですし、Primax5でないと今後支障がでてくることもあるかもしれません。また、気づいたことがあればレポートしていきたいと思います。
↑指向性を図で表した様子
1月に新発売したシーメンスの新機種は、自分の声が抑える機能がつきました。前回の調整のとき、早速体験させていただきました。耳栓も耳穴をしっかり覆うものにし、あえて自分の声がこもるような環境にして試しました。聞こえ方は、自分の声が自然に聞こえ、効果を実感できました。
ただし、調整をしている静かな環境でのことです。
実際に職場で使用し、大きな声を出したり、周りが騒がしいような環境で使用してみないと、本当に効果を実感したとはいえません。残念ながら、貸し出しはしていないようです。今後に期待したいと思います。
新機種は左。マイクが多くなる分、長くなります。