補聴器を体験してもらいました

レンタルのお客様、会社員Y様

シーメンスPURE両耳をレンタル

1、難聴について

小さい頃から兆候は出ていたのですが、3年前に急激に進行して常時耳鳴りがし、会話にも支障が生じてきました。

2、補聴器ユーザーになったのは?

2年とちょっと前、先輩といつもの帰り際の一杯!(ホームバーすなわち駅のホーム)でのこと。
つきあいの長い先輩から補聴器買った方がいいと真面目に言われたこと。
仕事でのトラブルもありとあるプロジェクトから外され、バックアップ業務へと回ったこと、やはり難聴だと、聞き違い、勘違い、思い違い、思い込みいいことありません。

3、なぜヒヤリングセンター神奈川?いつから?どうしてレンタル?

気になり出した頃に広告を見て、そこには何故聞こえないというより”聞き取れない”理由等が判りやすく書いてあり好感が持て、店の場所の川崎駅前は馴染みがあったからです。 いつから?どうして?
2年前の5月から、その頃は娘が未だ学生でもあり家庭財政が厳しかったこともありレンタルに飛びつきました。

4、レンタルの良さ

機種を変更出来る!、いきなり購入だと自分の耳に合わない補聴器を使ってしまうかもしれないということもあります。
補聴器は数字的な性能だけでなく、音色(柔らかいとか硬いとか)との相性も大事だと思います。
Y様の場合は2機種目、1機種目はちょっと相性が…。
(レンタルしている間にキャンペーンで、他の機種を少しだけモニタさせて貰って店内だけですけどそれでも結構違いがあることが判りますよ)自分の耳にあった機種を見つけることも出来ます。
毎月のレンタル更新時だけでなく各種の微調整にはマメに通い調整してもらうと自分にあった調整により近づくと思います、あ~したい、こうがいい等…言葉だけでもこのお店はスタッフに結構伝わります。補聴器調整のプロですから!

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言語聴覚士による耳より情報

第6回 片耳装用から両耳装用に至るまでの1症例

1.症例

[70代男性]
補聴器 右→アルタ(2016年10月購入)、左→ネラ2プロ(2013年7月購入)
聴力データ 下記参照
主訴
  • ①ハウリング、もっと音を入れたい

2.経過・処置

2013年

左耳
新聞などの音気になる→高音・小さい音下げる
子どもの声・水道の音が気になる→MPO、小中の2~4kHzを下げる
子どもの声が響く→高域さげる
2年半後、音が足りなくなってきた
3年後、補聴器ないと困ると実感
右耳もつけた方がいいかと相談→両耳試聴→右HAもあった方がいい→両耳装用へ
両耳
HAに慣れてきたせいか、音をより入れたがる。当店でオルゴールをBGMとして鳴らしているが、右HAを入れるとそれがきこえるようになったとのこと。
左耳も子どもの声が気になっていたせいか、高域があまり入っていなかったため、入れていく。(装用1回目)
左HAでハウリングが発生→耳栓変更、MPOも含め、少しずつ高域を下げる
また、効果測定の結果、不十分な周波数を左右のバランスを考えながら、低入力を上げた。

3.主観的評価

鳥の鳴き声がきこえるようになった。ことばがよくきこえるようになった。

4.客観的評価

5.考察

初めてのHAということで、はじめ左HAを装用した時、新聞や水道の音、子どもの声などが気になっており、高域に必要な出力が十分に出ていなかったと考えられる。そのため、右に新しいHAを装用した時に、高域が補われ、オルゴールの音が聞こえたと考えられる。ある程度、補聴器の音に脳が慣れるのには時間がかかる。そのため、時には時間をかけて、装用者の状態に合わせながら、徐々に理想の状態に近づけていくことが大切だと思われる。

この症例の方の聴力は、両耳とも低域は比較的良いが、高域になるにつれて落ちている。1kHz に至っては、50㏈以下となっており、両耳装用が理想であった。しかし、HAが初めての場合、経済的な面を除外しても、HAの音に慣れておらず、両耳装用がためらわれるケースがある。その際には、装用者の状況を優先し、徐々にHAの音に慣れてきてから、片耳装用から両耳装用へ移行させることが大切になると考えられる。両耳装用には、騒音下での会話が聞き取りやすくなったり、方向・距離がつかみやすくなったりするなど、メリットが多いため、最終的には両耳装用へ移行するのが理想である。

両耳装用になった際、この症例の方は十分HAに慣れてきていたため、右HAを適合させるとともに、今まで入れていなかった左HAの高域を上げた。そのうえで、ハウリングが課題となった。耳栓をクローズドームからダブルドームに変え、サイズ変更も試行したが、なかなか止まらず。MPOや高入力を主に下げる方針へ。低入力をなるべく下げないように、あまり気にならなくなるレベルまで高域を下げることができた。右HAも高域が左HAと同じくらい出力しているが、ハウリングは全くならなかった。新しいシリーズのHAを購入したことで、HA本体の性能が上がっており、ハウリング抑制の機能も前のシリーズよりも良くなっていると考えられる。

効果測定を実施したところ、全ての周波数が不十分と考えられ、低入力を中心に、利得を上げた。もともと裸耳でも、低域はそれほど悪くないが、左耳に関しては、ハウリングを抑えるため、耳栓をパワードームにしたため、500Hzなどの低域もある程度出力する必要があった。最終的には1000Hzが35㏈となり、適合ラインまで到達することができた。

今後、音場での語音明瞭度測定も実施し、さらに聞こえの状態に合わせて調整していくことが、重要である。

聴力レベル

125 250 500 1k 2k 4k 8k (Hz)
右耳 30 30 40 55 60 80 65
左耳 35 35 50 60 65 75 80

片耳装用の調整前の補聴器の出力レベル(dB)

[左耳]
250 500 750 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k 8k
45 14 24 32 34 36 33 24 26 19 14
65 8 17 28 29 36 28 22 24 18 13
80 4 12 19 19 25 18 14 15 12 8
MPO 91 91 95 99 100 102 103 100 100 98

両耳装用調整後の補聴器の出力レベル(dB)①・・・装用1回目

[右耳]
250 500 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k
45 0 11 30 30 31 31 35 22
65 0 1 10 13 19 20 19 18
80 0 0 4 8 15 18 17 18
MPO 88 88 92 95 98 107 107 102
[左耳]
250 500 750 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k 8k
45 14 28 36 38 38 41 40 40 35 22
65 8 17 28 29 36 37 38 39 25 19
80 4 12 19 19 25 26 27 29 18 14
MPO 91 91 95 99 100 102 103 100 100 98

両耳装用調整後の補聴器の出力レベル(dB)②・・・装用2回目

[右耳]
250 500 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k
45 2 21 31 32 33 31 35 22
65 0 5 10 13 19 20 19 18
80 0 1 4 8 15 18 17 18
MPO 88 88 92 95 98 107 107 102
[左耳]
250 500 750 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k 8k
45 14 36 41 44 38 37 36 36 35 22
65 8 18 28 29 33 30 31 33 25 19
80 4 12 19 19 22 19 20 22 15 11
MPO 91 91 91 91 91 91 91 91 91 91

第5回 主観的評価におけるフィッテングの1症例

1.症例

[70代女性]
補聴器 タッチプロミス17Pカナル312
聴力データ 下記参照
主訴
  • ①小さい音が響く
  • ②リモコンで、右HAをあげて、左HAを下げたい

2.経過・処置

小さい音が気になるとの主訴が今回の前に2回あり、2回とも小さい音の入力レベルを両耳とも全体的に下げている。

今回も、小さい音が響くとの訴えがあった。話をよく聴くと、物の音がキンキン響くとの話もあり、低音に比べて高音のほうが入り過ぎている可能性があった。今回、リモコンで右HAを上げて、左HAを下げたいとのことだったため、こちらの調整にて、右のHAの音を上げることを提案。高い音が入りすぎている可能性があったため、低中音域を中心に入れることを考慮。この症例の方は、右の聴力が2kHzで落ちており、4kHzで少し上がっているため、50㏈と70㏈入力音を500~2kHzのみ2㏈上げた。

3.主観的評価

音が響かなくなった。きこえがよくなった。

4.客観的評価

今後実施する予定。

5.考察

小さい音が響くという主訴が、何回か見られ、今まで小さい音を全体的に下げる調整を行っていました。「紙の音が気になる」との発言が前回見られたようだが、主に訴えてくるのが小さい音が気になるということだったためか、全体的な調整しかしていない。今回も最初の訴えが同じものであったが、話をじっくり聴いていくと、「キンキン響く」との訴えがあったため、音域のバランスの異常を疑った。このように、小さい音が響くといっても、低域が響くのか高域が響くのか、それとも全体的に響くのか詳細をカウンセリングしていく必要があると思われる。特に、同じような主訴が続いている場合、より詳細の調整が必要になると考えられ、どのような音が響くのか事細かにカウンセリングすることが重要であると考えられる。また、ソフトのターゲットラインだけでは、その人に合った必要な出力でないことがあり、今回もターゲットラインに従うと高域が響くという現象が生じた。そのため、ターゲットラインはあくまでも大まかな目安として利用し、その上で、聴力レベルも考慮しながら、細かい調整を行っていくことが重要であると考えられる。

今回はMPOに関しては調整しなかったが、右の出力レベルを考えると、MPOが低すぎると考えられる。今後は、最高語音明瞭度も考慮すると、両耳とももう少し出力があっても良いように考えられるため、響かないかどうか確認しながら、MPOを上げつつ、50㏈入力音を中心に出力レベルを上げていくことを考えている。

また今回、主観的評価のみでの評価だったが、今後客観的評価も合わせて、フィッテングしていくことが望ましいと考えられる。そうすることによって、補聴器を最大限に活用して頂くようにしていくことが我々補聴器専門店の使命であると思われる。

聴力レベル

125 250 500 1k 2k 4k 8k (Hz)
右耳 60 55 60 55 70 65 80
左耳 50 55 45 45 45 40 65

調整後の補聴器の出力レベル(dB)

[右耳]
250 500 750 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k (Hz)
50 8 15 22 24 26 27 23 11 2
70 8 14 20 22 25 26 23 11 2
90 3 6 7 7 10 11 10 5 0
MPO 86 88 85 83 86 88 86 85 80
[左耳]
250 500 750 1k 1.5k 2k 3k 4k 6k (Hz)
50 6 12 17 17 15 16 14 6 -1
70 6 11 15 15 14 15 13 6 -1
90 1 3 3 3 3 6 8 3 -3
MPO 93 92 88 86 85 85 86 87 83

第4回 補聴器フィッティング総合記録

装用耳(両耳・右耳・左耳)

[記録日] 2015年11月17日
[記録者] 松下

主訴
  • 1. テレビが聞き取れるようになりたい
  • 2. 会話が聞き取れるようになりたい
処置・経過

1. テレビが聞き取れるようになりたい

[処置]
テレビリンクにて対応。
[経過]
「よく聞こえる」とテレビに関しては満足される。

2. 会話が聞き取れるようになりたい

[処置]
補聴器に慣れていないことと、リクルートメント現象の疑いから特に高音域において響くとの訴え。そのため先ずは高音域とMPOを下げた。その後、効果測定の結果から低音域を上げる調整を実施。
[経過]
何度か調整を試み、効果測定結果上は徐々に明瞭度の向上が見られるものの「会話がわからない」と落ち込んだ様子。また、「家事をしているときの音も気になるがそれよりも会話の聞こえを優先したい、複数人での会話も聞き取りたい」との訴えもあった。
[対処]
顕著な改善が見込まれないため、計算式を変更。その後、低音域をメインに上げる調整を行ない、ご本人の感覚と語音明瞭度ともに改善が見られる。また、環境毎に使い分けができるようプログラムを1つ追加。
主観評価 効果測定結果を視覚的に確認することで、徐々に聞こえの改善を実感されていた。
客観評価 子音、母音の聴取能力がともに低下。
計算式変更後、補聴器装用時の語音明瞭度70dBSPL60%(音場)。
低音域調整後70dBSPL80%。
会話が飛び交う店内での対話がスムーズになった。
旦那様からも「聞き返しが減っている」と。
総合評価

ご本人様の補聴器に対する期待が過度に高いことと、後ろ向きな性格、それに加え補聴器装用効果が伸び悩んだことから、最初はご本人様の聞き取りやすさの自覚がなかった。

しかし、フィッティング方針変更後、客観的にも主観的にも聞こえの改善が見られた。また、結果の視覚的呈示がご本人様のモチベーションに繋がり、「ありがとう」と笑顔が増えた。
今後は70dBSPL80%を目指す。また環境ごとに適した聞こえを実現できるようプログラムに慣れていただく方針。

聴力測定結果の記録

平均聴力レベル 右 67.5dBHL/左 77.5dBHL
最高語音明瞭度 右 100dBSPL 70%/左 100dBSPL 60%

効果測定結果の記録

語音明瞭度測定結果(音場)

[補聴器装用時(%)両耳・右耳・左耳]
測定日 60dBSPL 70dBSPL 80dBSPL 備考
(反応、誤答音など記入)
2015/7/16 5% 20%    
2015/8/22 25% 30%    
2015/9/10 15% 35%    
2015/9/29   55% 60% 70dBSPLの方が
聞こえやすいと
2015/11/17   65% 80% 反応速い

補聴器装用閾値(音場)

※クリックすると拡大できます。
[測定日]
2015年11月17日
[測定耳]
両耳・右耳・左耳
[非測定耳のマスキング]
あり・なし

△:裸耳/▲:装用耳

スピーチオージオグラム(音場)

※クリックすると拡大できます。
[測定日]
2015年11月17日
[測定耳]
両耳・右耳・左耳
[非測定耳のマスキング]
あり・なし

△:裸耳/▲:装用耳

第3回 補聴器の誤解あるある①

今回はお客様からのご相談の中でよく耳にする補聴器の誤った情報やイメージの誤解を解きたいと思います!

補聴器と集音器のちがい

皆様の中にも「通販で買ったら実は集音器だった」「安いから集音器を買ったら雑音がうるさかった」 このような経験をした方がいらっしゃるかもしれません。
では補聴器と集音器の違いは何でしょうか?

補聴器 集音器
  • 薬事法で定められた管理医療機器
  • 購入価格:性能や機能により異なる
  • 購入方法:補聴器店や補聴器外来などで相談後
  • 対象者:聞こえが低下した人
  • 本人の聞こえに合わせた調整ができる
  • 大き過ぎる音を制限できる
  • 医療機器ではない
  • 購入価格:安価
  • 購入方法:通販でも購入可能
  • 対象者:本来は聞こえに問題のない人向け
  • 本人の聞こえに合った音量かわからないので、聴力低下が早まる可能性がある

では補聴器と集音器の調整について具体的に比べてみましょう

補聴器の調整のイメージ 集音器の調整のイメージ
(音量調整のみ)

上の画像をクリックで拡大表示

上の画像をクリックで拡大表示

たとえば・・・

◎「会話をもっと聞き取りたい」
補聴器:
会話の音域だけを上げることができる
集音器:
全体音量しか上げられない(周りの音も大きくなるので会話が聞き取りにくい)
◎「雑音が気になる」
補聴器:
雑音抑制機能で雑音を抑える
集音器:
雑音を抑制する機能は付いていないので、全体音量を下げるしかない(音が小さくなるので会話も聞こえにくい)
◎「ドアをバタンと閉める音がうるさい」
補聴器:
突発的な響きを抑制する機能がある
集音器:
そのような機能はないため、聴力悪化の原因になる
◎「大きい音が大きすぎて響いてうるさい」
補聴器:
最大出力を下げて、大きすぎる音を抑える
集音器:
最大出力を制限する機能はないため、耳に負担がかかる
◎「状況により音を使い分けたい」
補聴器:
「一対一の会話」「騒音下での会話」「音楽」など環境毎のプログラムを作り使い分けることができる
集音器:
ボリューム操作しかできない

聴覚は大事な五感のひとつです。聞こえの低下は生活の質を阻害します。健康のために運動している方もいらっしゃると思いますが、身体の健康だけでなくお耳の健康にも気を配りましょう!

第2回 日本言語聴覚学会について

今年6月に開催された日本言語聴覚学会。
今回は学会で学んだ「成人言語臨床における聴覚障害への対応」から特に皆さんにお伝えしたいことを私の考えも含めてまとめました!

周囲も本人も気付きにくい難聴

本人 周囲

自覚困難

  • 加齢が原因の難聴は徐々に進行するので本人も気付きにくい
  • そのため本人の障害認識、障害受容が難しく時間がかかる

目で見えない

  • 実際に会話をしないと相手が難聴であることに気付かない
  • そのため本人が聞き返すまで話し続けてしまうこともある

わかった素振り

  • 何度も聞き返すのは申し訳ないという気持ちから聞き流してしまうことがある

配慮の仕方

  • 相手に難聴があるとわかっても実際にどういう点に注意するべきかわからない

難聴への理解

お互いのこのような問題点を解消するには…

  • ①本人:本人が聞こえにくさを自覚し、周囲に伝えたり補聴器を付けるなど努力をすることも必要です。
  • ②家族や友人、同僚:本人が難聴を自覚したり前向きに努力するには、周囲の理解が欠かせません。
  • ③社会啓発:このような情報発信により皆さんの難聴への理解を深める機会を作ることが大事です。

ではその上で周囲の人々は聞こえの不自由な人々に対してどういう点に気を付けると良いでしょうか?
すぐに実行できる方法を2つお伝えします。それは【話し方のポイント】と【環境調整のポイント】です。

話し方のポイント

良い例 悪い例
  • 身振り、表情、口元が見えるように
  • 正面からゆっくり、はっきり話す
  • 重要なことはメモを書いて渡す
  • 聞き返してもよいという安心感を与える
  • 耳元で大声
    声が歪んで聞こえる
     → 余計聞こえない
    怒鳴られているように感じる → 苦痛
  • ぼそぼそ口元を動かさない
  • 早口

環境調整のポイント

  • ・音の環境を整える:会議など大事な内容は雑音の少ない場所や声が響かない部屋で行なう。
  • ・視覚的な配慮:話し手の顔や口元が見えるように明るい場所を選ぶ。
  • ・話し手の人数と位置:話し手は一人、正面での会話が最も聞きやすいです。

常に環境を整えることは難しいですが、【話し方のポイント】であれば、ちょっとした配慮で何度も聞き返したり何度も大きい声で話す必要がなくなり、お互いストレスなく会話をすることができます。最初は慣れないかと思いますが是非心がけてください。

また【話し方のポイント】【環境調整のポイント】は補聴器や人工内耳を装用している方に対しても心がけてください。健聴者でも「早口」で「ぼそぼそ」と話されると「え?」と聞き返すことがあると思います。
自分だったら「どうされたら困るかな」「どうしてもらえたらわかりやすいかな」と自分に置き換えて考えると良いかもしれませんね。

第1回 はじめに

1900万人

皆さん、こちらの数字は何を表しているかご存知ですか?

この数字は「日本の難聴者人口」を表しています。数字だけではピンとこないので、比較するため調べてみました。なんと、「難聴者の割合」は「東京都の人口約1300万人(2014年)」よりも多いのです!驚きですね。

下記が難聴者の割合です。

難聴者 約1900万人(人口の15%)
聴覚障害者
(身体障害者手帳所有)
約34.3万人
補聴器装用者 約470万人(人口の3.7%)
自覚のある難聴者 約570万人(人口の4.5%)
自覚のない難聴者 約920万人(人口の7.2%)

「難聴者、中途失聴者への支援(2010年)」日本補聴器販売店協会提供資料から

そして「補聴器装用者率」が「自覚のある難聴者率」を下回る現状…。ご本人が難聴に気付いてから補聴器を使用するまで約5~7年かかると言われている日本では当然の結果かもしれません。そして「補聴器を付ければすぐよく聞こえると思っていた」「もっとうるさいイメージだった」「通販よりも高い」といった声をまだまだ耳にします。

  • ・ひとりでも多くの人々に難聴について理解をしてもらいたい
  • ・聴こえにお困りの方々が暮らしやすい社会になってほしい
  • ・ご本人が難聴という事実を受け入れ前向きに過ごしてほしい私はこのような思いでコラムを書くことにしました。

そして言語聴覚士として医療的な側面から耳の知識、補聴器の知識などについて良い点だけでなく難しい点も隠さず情報提供します。医学は日々勉強です。どんどん新しい情報が入ってきます。私も日々勉強を重ねて出し惜しみなく皆様に情報を発信したいと思います。

聴こえにお困りの皆様、ご家族など周囲の皆様、これから難聴になるかもしれない皆様、全ての皆様に是非お読みいただきたいと思います。

言語聴覚士(ST)とは

国家資格のひとつで、言葉、聴こえ、飲み込みなどに問題がある方々に検査・評価・訓練・指導を行なう専門職。主に人との関わりに大切なコミュニケーションに視点を置いたお仕事です。

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