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補聴器の販売・レンタルなら補聴器専門店「ヒヤリングセンター神奈川®」川崎本店 横浜プレミアムラウンジ

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ヒヤリングセンター神奈川

コラム

モニターレポート 11月 阿部 様2018.01.15

氏名:阿部美幸
性別:女
出身:神奈川
職種:公務員
補聴器歴:1か月半
家族構成:夫、子供2人
休日の過ごし方:家族と外出

1、2ヶ月使用してみて

2ヶ月使用し、かなり補聴器に慣れてきたように感じます。最近は寒くなり、マスクをしている人が増えてきました。普段口元をみながら、音を聞き取っている難聴者にとって、マスクは大敵です。ですが、補聴器のおかげでそのようなことが減っていると感じます。

2、シーメンスに変えてみて

10月の初旬から、使用機種をベルトーンからシーメンスに変更しました。結論からいうと、私にはシーメンスの方が合っているようです。ベルトーンの特徴は音が鋭く聞こえることです。補聴器初心者の私には頭痛の原因になってしまっていたように感じます。(シーメンスの音は優しすぎると感じる方もいるそうです。)

 

モニターをさせて頂くことで、さまざまな機種を使用し、その違いを明確に感じることができました。ヒヤリングセンター神奈川では、補聴器のレンタルを実施しています。これから補聴器をと考えている方はぜひ、自分に合った補聴器を見つけるためにも、さまざまな機種を試してみて欲しいと思います。

 

3、プログラムの使い分け

シーメンスの補聴器では、次の3つの環境に合わせて補聴器の機能を変更することができます。

・さまざまな環境(プログラム1)

 ・騒がしい環境(プログラム2)

 ・テレビ(プログラム3)

 

↓iPhoneで操作し、プログラムを変更することもできます。

私がメインで使っているのは「さまざまな環境」です。ざわざわとしている環境で、必要な音を集音する機能が強いです。職場では、多くの人がひとつの空間に集まり、さまざまな場所で会話をしています。そういった環境に適したプログラムが組まれています。

 

また、同じ職場で使うにしても、環境がまったく違うことがあります。それは会議中です。静かな空間で、音がある1点からしか聞こえてこない場合が多いのです。そういったときには「テレビ」にすると良いです。静かだからこそ、小さな声で話す方がいたとき、その1点に合わせて集音する機能が高く、話し手の声がよく聞こえます。

 

4、外国語学習と難聴その2

前回に続いて、難聴者にとって外国語の習得のしづらさについて書きたいと思います。前回、英語は日本語と比べて高い音が多く、感音性難聴のような高い音の聴力が落ちている難聴者にとっては、習得しづらい言語であることを述べました。では、他の外国語はどうでしょう。今日はそのことについて書きたいと思います。

 

私の通っていた外国語の専門高校では、高校生のうちから第二外国語の学習が始まります。選択肢は、中国語・スペイン語・フランス語・ドイツ語でした。そのなかから、スペイン語を選びました。ニーズが高くなるであろう中国語を選びたかったのですが、聴力的な問題から、スペイン語を選びました。その理由はこちらの画像を見ると明白です。

スペイン語は低い音が多く、私の聴力には適した言語だったのです。

この選択は正しく、なんとなく英語より学習しやすい言語だなと感じていました。学習しやすいとその言語も好きになっていき、実際スペイン語の習得は早かったです。

 

第2外国語の学習は、大学から始まるケースが多いと思います。もし、このレポートの読者でこれから第2外国語を学ぶ方がいらしたら、こんな選択方法もあるのかと、ぜひ参考にして頂きたいです。