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ヒヤリングセンター神奈川

コラム

モニターレポート 1月 宮平 様2018.02.07

氏名:宮平瞳
性別:女
出身:神奈川
職種:印刷業
補聴器歴:6年
家族構成:妹含め、5人家族
休日の過ごし方:お出掛け(ショッピング等)

第4回レポート「職場ではこんな風に使いこなしています」

モニター4か月に入り、レポートを書くにあたって開始前に頂いたBeltone製品のカタログをめくってみる。 使用させていただいている補聴器のウリを確認したかったのであるが、「パーソナル・サウンドID」は機能、価格帯共に最高級クラスならではのものなので、 私が知り得るBeltoneならではの機能を活かしての使用状況を今回の題目にそって書いていきたい。なお前回のレポート内容と重複する部分もあると思うが、ご承知願いたい。

 

最近は補聴器メーカー各社ともスマートフォンに専用アプリをダウンロードして連携させ、「聴こえの世界がもっと広がります」と謳うところが増えてきた。というより、もはやスマートフォンと連動させていないところはないのかもしれない。専用アプリがAppStoreのみというメーカーが多いような気がしているがAndroidユーザー向けにもアプリが開発されれば、iPhoneに乗り換える必要もないのだから補聴器を検討する人は増えるかもしれない。

 

そして私はAndroidからiPhoneに乗り換えた者である。補聴器を毎日装用するようになった2010年頃は補聴器と連動させたものはまだなかったと思うからスマートフォンが普及した今の時代ならではのものだ。

かくしてワクワク、ルンルン気分でアプリをダウンロードしたが、私自身はアプリを活用しなくなってしまった。無線のBluetoothに接続すると電池の消費が早くなってしまう。ウォークマンのように音楽を聴く習性もないので無線の必要性をあまり感じていない。また私は職場にスマホは持ち込まない。引き出しなどに入れてしまうと忘れて帰りそうなことちょくちょくありそうな気がしていたし、そうかと言って肌身離さずとして仕事着のポケットに入れてもあちらこちらと動き回る業務に誤って落としたり、ポケットの内側から出荷する製品に当たってしまったりすることが起こり得るので常に更衣室のロッカーに置きっ放ししている。

 

そんな状況ではあるが、職場で活用している機能がある。それはメモリーの切り替えと両耳連携である。(カタログでは「両耳通信」としてアイコンとともに機能が紹介されている。)

 

 

メモリーは場面場面に適した状態を予め4つまで設定することができ、シーンに応じて手動に切り替えられる機能だ。私の場合は1.現状の聴力レベルに必要な出力を設定したもの、2.1より全体的に音量をあげたもの(音が大きく入ってくる)、3.テレビ・音楽視聴向け、そして4つ目に職場環境を考慮した、機械音のようなものを雑音としてそれを最大限に抑える雑音抑制を強めにしたものである。

 

設定当初は1→4の順にしてもらっていたが、4つ目のメモリーを2番目に入れ替えてもらったことで1回で切り替えられるようになった。(いままでは4回スイッチを押すことで呼び出せたのである。)雑音抑制は、通常の会話の周波数も相対的に抑えてしまうため時には相手の言葉が不明瞭になってしまうこともあるが、概ね役に立っている機能である。

 

 

もう一つは両耳連携機能である。これは両耳装用ならではのものであるが、片耳のメモリーを切り替えるともう片方の補聴器もシンクロして切り替わるものである。手が片方ふさがっていても操作が可能でしかも両耳分切り替えられるとても便利な機能である。

 

 

書きながら知ったことだが、両耳シンクロ機能は他社製にも搭載しているところがあるようなのでオリジナル性はさがってしまったが、進化していくIT分野と上手く連動させながらあらゆる使用環境に応えられるユーザビリティに優れた補聴器が開発されていくことを期待したい。

 

↑このスイッチでメモリーの切り替えと両耳のシンクロが行えます。

(画像内の注釈が小さくなってしまったので、この欄で記載します)

 

 

 

↑IDEX社製の乾燥機を入手したのでやってみていますが、

まだ良さを実感できていません