氏名:稲田葉月
性別:女
出身:福岡県
職種:大学生
補聴器歴:0年(初めて)
家族構成:両親、弟
休日の過ごし方:カフェに行く
今月のテーマは「私の聞き間違いベスト10!」ですが、私の場合「聞き間違い」よりも圧倒的に「聞こえない」ことのほうが多いように感じます。
そのため、10個!までとはいきませんが、私の経験したことのある聞き間違いをいくつか紹介していきたいと思います。
【○千円】
私のアルバイト先では、nanaco支払いができるのですが、それに伴いレジでチャージすることも可能になっています。
そのため、レジでチャージをするお客様が多いのですが、その際にチャージ金額を聞き間違えることがあります。
千円札のみ出されると問題はないのですが、5千円札や1万円札だと、いくらチャージするのかを正確に聞き取らなければいけません。
実際に一度間違えてしまったことがあるので、お客様に逐一確認するように心がけています。
【B♭とD】
これはサークルの練習の際に使われる言葉です。
B(ビー)とD(ディー)ももちろん聞き間違いが多いですが、音楽用語ではこれはB♭(ベー)(シ♭)とD(デー)(レ)と読みます。
ちなみにこれはドイツ語です。
この音は吹奏楽やオーケストラでの基本的な音階の和音を構成する音なので、よく並べて使われます。
譜面上でも、区切りを示すためにA、B、C…という記号が使用されますが、この聞き間違いを減らすために、指揮者の方はよく B→ベートーヴェン D→ダイヤモンド という風に言い換えています。
難聴になって最もつらいことの一つは、言葉が聞き取れず他人とのコミュニケーションに支障をきたすことだと思います。
補聴器を装用していても、聞き取れないことはありますし、聞き取れずに何度も聞き返すのは申し訳ないと思うことがあります。
これからより難聴への理解が進み、聞き返されたら同じスピードで話すのではなく、ゆっくりはっきりと話したり、聞き取りやすいように言い換えるなどの工夫がなされるようになればいいなと思います。
先日ヒヤリングセンター武蔵小杉に伺った際、右の補聴器のワイヤーを取り換えていただきました。(一枚目)
抜けやすかったワイヤーが安定するようになりました。
譜面はこのように記載されています。(二枚目)