補聴器は管理医療機器です。
購入時の調整 (フィッティング)
購入後のアフターケア(継続したフィッティング、掃除や乾燥を行う)
などの定期点検がとても大切です。
むしろアフターケアを購入するとお考えいただきたいです。
弊社の創業は平成元年。
お客様方と長いお付き合いをさせていただいております。
お買替えをしていただいたお客様もとても多く、ご紹介していただけるお店として地域の皆様にご愛顧をいただいております。
各店舗には「認定補聴器技能者」などの専門知識・技術を持った者が在籍しており、聴力測定から補聴器のフィッティング(調整)まで、長年の実績を基に補聴器をご提案させていただいております。
補聴器はご購入いただいて終了ではなく、聞こえのトレーニング期間が必要です。
難聴の方は耳が聞こえにくいことだけでも不自由であり、また、ご高齢になるにつれて新しいものに向かい合う意欲も薄れてしまいがちです😔
ご年齢と共に時間をかけて聞こえにくい状態になってこられた方で、初めて補聴器を着けた方の多くが、「よく聞こえる」と驚かれます。
しかし、「よく聞こえる」の裏を返せば、これまで聞こえにくくなっていた様々な生活音が聞こえてくる=「うるさい」と感じてしまう方も少なくありません。
ここがポイントです❗
私達は音や言葉を耳で聞いているではなく、脳で理解し、判断しております💡
足に怪我を負い、長期入院した方が、リハビリもせず退院後に直ぐ走ることができますでしょうか?
筋力を戻す努力が必要になりますよね💪
補聴器も同じです。
静かな環境に慣れてしまった脳を少しずつ起こしていくためには、
補聴器を着けはじめのころは、よく聞こえる状態よりも70%程度の音の大きさから使い始め、90日を目安にして1ヶ月ごとに少しずつ音を足していって徐々に100%の大きさに慣れていくことが必要です。
これが、音の調整です。
また、「補聴器を着ければ聴力が落ちる前と同じように聞こえるんでしょ?」
と多くのご家族様がおっしゃいます。
残念ながら、一度低下した聴力は、補聴器でも以前と同じような聞こえに戻すことは出来ません。
補聴器は必要な音の高さ(周波数)に合わせて必要な音量を補うものでございますので、【言葉を聞き分ける力】この力がご自身にどれだけ残っておられるかに補聴器での聞こえの結果は大きく左右されます。
最後にお伝えしたい事は、ご家族様や周りの方のサポートも非常に大切だということです。
適切な調整を受けた補聴器を着けておられる方には
・急に話し掛けずに先ずは名前を呼んで意識を向けてもらう
・早口で話さない
・大声は必要ないので口をしっかり動かして話しかける
上記のことを周りの方が心がけていただくだけで、
補聴器を装用されている方の多くが、とても過ごしやすい環境になるはずです。
補聴器は購入していただくお店選びはもちろん、購入後の使用方法(着け方やケアの仕方)について、ご家族様のサポートが必要になる方もいらっしゃいます。購入相談やその後のアフターケアなどの際、ご家族様が一緒にお立合いいただけますとご本人様も補聴器に高い意欲を持たれる方が多い印象です。
以前、ご家族様に嫌々に連れられてご来店の70歳男性のお客様。
「面倒だから補聴器は使いたくない」とご本人様
「大きな声で話をするのは疲れた」とご家族様
言った言わないというトラブルが起きているなどで初めは皆さま不機嫌でしたが、補聴器を着けてご家族様と会話が始まったとたんに「ねえ。いいでしょ?」と娘様がお聞きになると「聞こえる。」とボソリ。
それからはご本人様が「これどうやって使うんだい?」と積極的になられ、
「お前(娘様)も聞いておいて。」と皆さま笑顔で補聴器を使うことになりました。
ご自身に合った補聴器を見つけるには、適切な説明や調整、アフターケアを受けることのできる経験豊かな専門知識・技能をもった補聴器技能者がのいる補聴器販売店をお勧めします。
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